猫を飼うときの必需品とは?事前に準備しておきたいアイテムをご紹介

猫を飼うときの必需品をご紹介 猫を飼う準備

私のように常に猫を何匹も飼い続けている人間なら、
新しく猫を飼うことになっても特に迷ったり悩んだりすることはありません。
しかし初めて猫を飼うという方は、わからないことも多いのではないでしょうか。
今回は猫を飼うために準備すべき必需品や、
持っていたら役立つアイテムをわかりやすくご紹介していきます。

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事前に準備しておきたい必需品

猫を飼うときの必需品とは?

例えば野良猫を拾ってきたといった緊急の場合は、
水とキャットフードとトイレ、この3つが準備できればとりあえずOKです。

トイレはダンボールに新聞紙を細く切ったものをたくさん敷き詰めるような
簡単な手作りのもので代用でます。
まあ、これは本当に緊急の場合のお話ですが・・・

猫を飼うということが決まっている場合
事前に準備できるものは、あらかじめ揃えておいた方がスムーズに猫を迎えることができます。

まずは必ず必要になる必需品から一緒に見ていきましょう。

キャットフード

まずはキャットフードです。
値段的に上を見たらキリがありませんが、最初から高価なキャットフードは必要ありません。
とりあえずスーパーマーケットやドラッグストアで売っているモノでOKです。

ドライフード(通称カリカリ)とウェットフードがありますが、ドライフードを主食にできればその方が楽です。

基本的に総合栄養食を選んで水と一緒に与えてあげれば大丈夫です。
気を付けなくてはいけないのはキャットフードは猫の年齢ごとに種類が分かれているということ。

子猫用、1歳未満、7歳以上、シニア用、といった記載がありますので
家に迎える猫の年齢に合わせたフードを買ってあげなくてはいけません。

種類によって配合されている栄養価が違いますので、
しっかり守ってあげないと猫の体に良くないということは覚えておく必要があります。

赤ちゃん猫の場合

生まれたばかりの赤ちゃん猫(生後4週ごろまで)の場合は、猫用ミルクをあげます。
ミルクをあげるときは専用の哺乳瓶やスポイトを使うと良いです。

その時期を過ぎたら子猫専用のウェットフードか
ドライフードをお湯でふやかして柔らかくしたものを与えてください。

食器

食器はわざわざ買わなくても家にあるもので使えるものがあれば、それで十分です。
フード用と水飲み用の2つを分けて準備してあげてください。

軽いと猫が食べている時に食器が移動してまうので、ある程度重みがあって安定してるものを選んであげましょう。

プラスチック製は猫が嫌うことも多いので、
できればステンレス製や瀬戸物が手入れもしやすく衛生的なのでおすすめです。

水飲み用の食器は猫がいつでもどこでも飲めるように、複数用意してあげると良いですよ。

トイレ、猫砂

猫を飼う上で、トイレは凄く大切です。

箱型、砂が飛び散りにくいドーム型、
システムトイレと呼ばれる、猫のおしっこをトイレの底へ落としてくれるトイレなどいろいろな種類があります。

最初はシンプルな箱型に猫砂を入れて使ってみるのが良いと思います。

猫は落ち着かない場所では排泄をしません。結構、神経質なのです。
トイレは人の動きがある場所を避けて、部屋のすみなど猫が落ち着ける場所においてあげましょう。

猫を譲り受けるような場合は、その猫が使っていたおしっこの臭いが残っている砂をもらっておいて
新しいトイレに混ぜてやるとスムーズに使ってくれやすくなります。

ベッド、寝床

ベッドや寝床はわざわざ買ってこなくても、
ダンボールや適当なかごに毛布やクッションを入れてあげれば十分です。
落ち着ける部屋のすみなどに置いてあげましょう。

前の飼い主さんから母猫や自分自身のにおいがついた毛布などをもらえる場合は、
寝床に入れてあげたら安心してくれます。

キャリーバッグ

キャリーバッグも必需品です。
動物病院に連れていくときなどに必ず必要になります。

猫が成長してからも使えるように、少し大きめのものを買っておいた方が良いでしょう。

また猫を運ぶときだけではなく、キャリーバッグを常に部屋に出しっぱなしにして
猫が落ち着いて過ごせるハウス代わりに使うことができれば理想的です。

いざ病院に連れていかなくてはならないときに、猫がスムーズに入ってくれやすくなります。

どうしても猫が暴れてキャリーバッグに入ってくれないときは、
大きめの洗濯ネットに入れると何とかなります。
猫を洗濯ネットに入れると、万一の場合の脱走防止にもなるのでおすすめです。

爪とぎ

爪とぎも大事ですね。
爪をとぐという行為は猫の習性ですから、やめさせることはできません。

ダンボール製、じゅうたんなどの布製、木製、縄を巻いたものなど、
いろんなタイプの爪とぎが売っていますので、
いろいろ試して猫が一番使ってくれるものを見つけてあげてください。

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床に置くか、壁に立てかけるかでも、猫の好みは分かれます。

どうしても爪とぎされたら困る場所には、保護シートを貼ったり、猫を出入りさせなくするなど
物理的にできなくする対策を考える必要があります。

徐々に揃えていけば良いもの

次に今すぐ必要という訳ではないですが、徐々に揃えていきたいものを見ていきましょう。

ケージ

「室内で猫を飼うならケージは必要ないだろう」と言う人もいますが、
ケージはあった方が絶対便利です。

猫を迎えて間もないときとか、留守番をさせなくてはいけないときとか
室内といえでも猫を自由に過ごさせるのに不安を感じる場合もあるからです。

そういうときのために大きめのケージを用意して
ケージの中に寝床やトイレを囲ってあげると
ケージ内が自分の縄張りとなり、猫にとって安心できる場所になってくれます。

グルーミンググッズ

ブラッシング用のスリッカーブラシや猫用爪切り、長毛種の場合はシャンプーなんかもこれに入ります。

猫をお手入れしてあげる時間は、猫と気持ちを通わせるかけがえのない時間になりますし、
まんべんなく体を触ってあげることによって、猫の異常の早期発見にも役立ちます。

おもちゃ

猫じゃらしとかネズミの形をしたおもちゃなど猫専用のものを余裕があれば買ってあげましょう。
猫が飲み込める大きさのものは、万一のときに命にかかわるので注意が必要です。

最初からあれもこれもと買うのではなく、猫の好みを見ながら少しずつ増やしていけば良いと思います。

キャットタワー

猫は上下運動が大好きな動物です。
キャットタワーがあれば喜びますし、運動不足の解消にも役立ちます。

床に置くだけですぐに使えるタイプと、床と天井を「突っ張り」で固定するタイプがあります。
また爪とぎができるタイプもありますので、買ってあげると便利ですよね。

「突っ張りタイプ」は天井まで高さがあって、安定感もありますから猫も喜びますが、
これは余裕がある飼い主向けですね・・・

僕のように余裕のない飼い主は家にある家具や台なんかを利用して
猫が高いところに無理なく行けるような工夫をしてキャットタワー代わりにしています。

あると便利なもの

どうしても必要という訳ではなくても、猫との生活であると便利なもの見ていきましょう。

ロールクリーナー

抜け毛用のお掃除グッズです。

じゅうたんやカーペットなどに抜け毛が絡まると掃除機だけでは除去できません。
またソファや布団、衣服に付いた毛を取り除くためにも、いわゆるコロコロは準備しておくと便利ですよ。

消臭スプレー

やはり室内で猫を飼うと臭いが気になるときも出てきます。
最近では強力な消臭スプレーもいろいろ売ってますのでろ試してみると良いでしょう。

ただしトイレに消臭スプレーを使ったあと、猫がそのトイレを使わなくなる場合もたまにあるようです。
中にはそういう神経質な性格の猫もいるというのは、頭の片隅で覚えておくと良いかもしれません。

首輪

首輪には「おしゃれアイテム」以外の用途があります。
猫の名前や飼い主への連絡先を刻印した首輪を付けてあげると万一のとき役立つでしょう。

実際、行方不明になった猫が、首輪を付けていたおかげで飼い主の元に戻れたという事例も数多くあります。

ただし成長途中の子猫に首輪を付けるのは危険です。
首輪を付けたまま行方不明になり、そのまま成長して大きくなってしまったら・・・

そういう首輪の危険性を飼い主はしっかり認識しておく必要がありますね。

おやつ

基本的に猫には年齢にあった総合栄養食と水を与えていれば大丈夫なのですが、
猫と仲良くなる上で、たまにおやつをあげることは凄く役に立ちます。

ただし猫が喜ぶからといって与えすぎには注意です。
味をしめて主食の総合栄養食を食べなくなったら、猫のためになりません。

自動給餌器

決まった時間に決まった量のフード(カリカリ)を自動的に出してくれる機械ですね。

旅行や出張で猫だけで留守番させなくてはいけないときはもちろん、
朝の忙しい時間や、残業で遅くなったときに
自動でフードを出してくれるこの機械は、あると便利なことは間違いないですね。

最後に

今回は猫を家に迎えるにあたって必ず準備しておくべき必需品や、あると便利のモノをご紹介しました。

ここまで「モノ」を紹介してきましたが、必要になるのはモノだけではありません。

例えば家の中の準備です。
家の中にも危険はあります。

異物誤飲、落下、重たいドアに挟まれる、感電、やけど、風呂場や洗濯機での悲しい事故、脱走・・・
考えらる限りのリスクを想定して、できる限りの対策をしてあげなくてはいけません。

また野良猫を拾ってきた場合には、動物病院に連れていってあげる必要があります。

健康診断、ノミ・ダニ・寄生虫対策、去勢・避妊手術やワクチン接種の相談など
野良猫を家に迎えるときに必ずやっておかねければならないことがあるからです。

縁があって家で飼うことになった猫と楽しく暮らせるよう、できる限りしっかり準備してあげたいものですね。

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