縁があって家に向かい入れた猫。
野良猫を保護したり、「子供をたくさん産んだから」と知人からもらい受けたり、ペットショップで一目惚れしたり・・・
きっかけは様々ですが、強い縁に導かれて猫は僕たちの目の前にいてくれるわけです。
仲良くなって良い関係を築いていきたいものですよね。
このページでは猫と仲良くなるための豆知識やヒントをお伝えしていきます。
猫と仲良くなる方法
まだ信頼関係が築けていない猫と仲良くなりたいとき、一番大切なことは「段階を踏む」ということです。
いきなり抱っこなんて、それは無理な話。
自分がその猫に好意を持っていることを伝えようとするのではなく、自分がその猫にとって安心・安全な存在であることをわかってもらう気持ちが大切です。
その際の「切り札」はやっぱり「食べ物」でしょう^^
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猫と仲良くなる方法 いきなり抱っこは無理!段階を踏むことが大切
猫のなつき度のチェック方法
あなたが道端で知らない猫に出会ったときのことを思い出してみてください。
どれだけあなたが猫好きだとしても、けっして近づいてはこないですよね?
絶対に捕まらない距離を保ちながら、あなたの様子をジッと伺います。
そしてあなたが近づけば、すぐに逃げてしまうでしょう。
どんな猫でも最初は「なつき度ゼロ」です。
縁があって家で毎日一緒に生活するようになると、少しずつなつき度は上がっていきます。
猫はあなたへの信頼感や親近感を、いろいろな態度や表情で伝えてくれています。
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猫が喜ぶ遊び方 猫じゃらしを上手に使うコツ
猫とのコミュニケーションという意味でも、運動不足解消という意味でも、猫と遊んであげることはとても大切です。
猫と遊んであげるときに手軽に効果を発揮するのが猫じゃらし。
でも猫じゃらしはただ猫に向かって振れば良い、というわけではないんですよ。
それなりにコツがあります。
猫と遊んであげることに「義務感」を感じてしまうのは良くないですよね?
短い時間で良いのです。
飼い主自身が猫と一緒に楽しむ気持ちを持つ工夫が大切です。
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犬とは違う猫独特の学習能力を理解して距離を縮めよう!
猫は犬のように「お手」とか「お座り」といった芸を覚えたりはしません。
飼い主が喜ぶことをして褒めてもらいたい、といった感情が元々ないからです。
しかし例えば毎日5分。
同じ時間に同じ場所で優しく撫でてあげることが習慣になると、猫はその「5分間」を楽しみに待ち、その時間になると寄ってくるようになります。
「この時間に、ここに行けば嬉しいことがある♪」
飼い主の態度や言葉を、そのときの自分の経験と結び付けてしっかり覚えているのです。
そういった学習能力は抜群に高いですよ。
このことを理解していると猫との距離を縮めるのに役立ちます。
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猫に言葉を掛けるときはポジティブな行動と一緒に
猫と暮らしていると「この子は絶対に人間の言葉がわかってるよな・・・」と思わされることがよくありますよね。
猫がある程度人間の言葉を理解していることを客観的に証明した実験があります。
もちろん猫ですから微に入り細に入り理解できるわけではありません。
理解するというより記憶すると言った方が良いかもしれません。
人間が話すそれぞれの言葉と、そのときに自分が経験したことを連動させて覚えているんですね。
嬉しかったことやイヤだったことを、そのときの人間の言葉や態度と結びつけて覚えている。
あなたも僕も猫に接するときは、このことをいつも忘れないようにしなくてはいけませんね。
例えば猫の名前を呼ぶときは、優しく撫でてあげるという行動とセットにするなど、言葉とポジティブな行動をリンクさせるように心掛けると良いですよ。
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社会化期にいろいろなことに慣れさせると仲良し度がグンとアップ!
生後2週齢から9週齢ごろの子猫時代は、いわゆる「社会化期」と呼ばれています。
この時期にいろいろなことを体験させて慣れさせておくと、成猫になったとき人なつこい大らかな猫に育ちやすくなります。
特にこの時期に猫の顔や体をまんべんなく触ってあげて、人とのスキンシップに慣らしてあげると良いですよ。
他にも慣らしてあげたいこととしては、例えば同居猫、他の動物、いろいろな種類のフード、キャリー、ケージ、トイレ、爪とぎ場所などが考えられます。
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