高齢猫を大切にしてあげたい！優しいケアで免疫力アップ

僕の家ではこれまで10匹以上、猫を飼ってきました。
ありがたいことに、どの猫もみんな長生きしてくれました。
中には20年生きて老衰で亡くなった子もいます。

今回は僕の体験も交えながら、
高齢猫の老化のサインの気づき方や、ケアの仕方、
そして、お別れのときの心構えなどについてお伝えします。

【うちの栗ちゃん 11歳メス猫】

猫の老化のサインを見逃さないために

猫は人間よりもずっと速いスピードで年を取っていきます。

少し前までゴム毬のように走り回っていた子猫も
７歳を過ぎたころから、そろそろシニアの仲間入り。

見た目には変化は分かりにくいですが、
さまざまな老化のサインが現れ始める時期です。

どのようなところに老化のサインが現れるのかを知っておくと同時に、
高齢猫が心地よく安心して暮らせるようにケアしてあげなくてはいけません。

有名な演歌歌手の藤あや子さん。
彼女は大の猫好きでマル君とオレオちゃんという2匹の猫を飼ってらっしゃいます。
1年前に保護した2匹を家に迎えられたそうです。

マルオレが家族になって今日で丸1年
家に着くなり目の治療でマル坊を病院に連れてったのが懐かしい
まさかこの子達が立派な匠になろうとは… pic.twitter.com/FtxJJLlLi4

— 藤あや子 (@fuji_ayako) July 10, 2020

※藤あや子さんのツイッターより引用させていただきました。

ヨチヨチの赤ちゃん猫だったマル君（右）とオレオちゃん（左）も
1年でずいぶんしっかりとした凛々しい猫に成長していますよね。

それもそのはず、猫は生後1年で、
人間でいうと18歳まで一気に成長します。

2年経つころには24歳になっています。
その後は1年に4歳ずつ年齢を重ねていきます。

人間よりもずっと速いスピードで年を取っていくんですね。

下の写真をご覧ください。

愛され続けると女性の顔も変わるっていうのがトレンドになってるけど一年間愛され続けた猫さんの変化も見て。(1.2枚目1年前ペットショップ)(2.3枚目現在) pic.twitter.com/DfmLo4VMuV

— はいじたん。 (@00bibibi) July 21, 2019

※写真は「はいじたん。」さんのツイッターから引用させて頂きました。

飼い主からどれだけ大切にされているのか、1年間どれだけ可愛がってもらったのか
猫の表情の変化が見事に表していますよね！

この猫の表情が表すように、
やはり飼い主との信頼関係が一番の長生きの秘訣だと思います。

猫にも感情があります。
「嬉しいな」「楽しいな」「安心だな」といった気持ちが
免疫力を高めて健康面にも良い影響を与えて行きます。

それが基本にあったうえで、食事や環境といった具体的なことを考えてあげることが大切です。

現在の飼い猫の平均寿命は約15歳だという調査結果があります。

凄く意外なのですが、1980年頃の飼い猫の平均寿命は、
たったの3歳だったという記録も残っています。

急激に寿命が伸びた原因としては

といったことが考えられます。

例えば子猫を拾って飼い始めたら、今後15年近くは生きるという事実は重いですよね。
猫の平均寿命が延びたということは、それだけ飼い主の責任も増したということになります。

とても悲しいことですが猫を飼う以上、お別れのときは必ずやってきます。

病院での治療費のこと、看取り方、弔い方・・・

「自分にできるかぎりのことはやった」と思える最大限のこと、
飼い主として、あとで後悔しないような対処をしてあげたいものです。