猫と仲良くなる方法 いきなり抱っこは無理!段階を踏むことが大切

猫と仲良くいなる方法 猫と仲良くなる方法

野良猫を拾ってきたり、ペットショップで一目惚れしたり、
知人からもらい受けたり・・・
新しく猫を家に迎える状況は様々でしょう。

どんな状況でも飼い主の願いは一つ。
「早く仲良くなりたい」ですよね^^

でもいきなり抱っこは無理な話です。
段階を踏むことが大切です。

今回は僕の経験も交えながら、猫と仲良くなる方法をお伝えします。

猫と仲良くなる方法

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最初は適度な距離感を保つ

猫には猫の距離感があります。
野良猫同士が集合しているときでも、
お互いに微妙な距離を取って座るものです。

相手を警戒しているうちは
何かあったらすぐに逃げることができる距離を保っているのです。
相手が人間なら、なおさらのこと。

まだ慣れてない猫を、いきなり抱っこなんてそもそも無理な話なのです。
最初のうちは無関心を装うくらいがちょうど良いでしょう。

猫との適度な距離を保ちながらキャットフードを準備してあげたり、
トイレをいつもキレイに保ってあげたり、
基本的なお世話を黙々と続けてあげることを心がけます。

部屋の隅とかタンスの上とか
猫がいつもくつろぐお気に入りの場所があるのなら、
そこにそっと毛布なんかを敷いてあげてみてください。

その毛布を使ってくれるようになったら結構ポイント高いですよ^^
そういう感じで少しずつ猫が心を開いてくれるのを待ちます。

空気のような存在を心がける。

いくら猫が好きだからといって
「かわいいねぇぇ!」などと言って
いきなり近づいたら猫はビックリしてしまいます。

まだ新しい環境に慣れていない猫は警戒心の塊です。
いくらこちらが好意を持ってるとしても
自分より何倍も大きい人間に、いきなり近づいてこられたら
危害を加えられるのではないかと恐怖心を持ってしまいます。

まずは猫に、自分が好意を持ってることを知ってもらうのではなく、
自分は安心・安全な存在だということを知ってもらうことが大切です。

そのためにはなるべく静かに、大きな音は立てずに
ボーっとした感じで、ゆっくりと動く・・・
猫にとって空気のような存在を心がけるのがコツです。

アイコンタクトのコツ

まだ慣れていないうちは猫の目をジッと見つめるのはNGです。

人間同士のコミュニケーションなら、
相手の目を見ずにそっぽを向いて話すと失礼にあたりますが、
相手が猫の場合は、ジッと目を見るとケンカを売られていると思われてしまいます。

ですからまだ慣れていないうちは、なるべく目を合わせないのが鉄則です。
猫が少し慣れてきたなと思ったらアイコンタクトを試してみると良いでしょう。

アイコンタクトのやり方は、
猫に向かってゆっくりまばたきをして微笑んでから、すぐに目線をそらせます。

猫をジッと見つめるのではなく、
ゆっくりとほほ笑むように目を細めて数秒間目を閉じます。

猫も同じようにまばたきを返してくれたら、少しずつでも心を開いてくれている証拠です。
ちなみにうちの猫たちは、いつやってもまばたきを返してくれます^^

猫と同じ高さになる

猫に警戒心を持たせないためには、
猫と同じ高さになるというのがポイントです。

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人間が立ったまま近づいてきたら、体の小さい猫からすると
巨大な怪獣が迫ってくるように感じることでしょう。

猫がソファにいるときは、しゃがむ。
猫が床にいるときは、うつ伏せになる。

こんな感じで、まだ慣れていない猫に接するときは、
猫と同じ高さになることを意識すると良いですよ。

指のニオイを嗅がせてみる

毎日ご飯をくれて、自分にとって危険な存在ではないことがわかってくると
猫も徐々に気を許してくれるでしょう。

そうすると少しずつならさわることもできるようになります。
さわらせてはくれるけど、まだ緊張して少し我慢してる感じです。

急に近づいたり大きな声を出したりすると、すぐに逃げられてしまいます。
そっと静かにが基本です。

猫同士の場合なら鼻と鼻を近づけて挨拶をしますが、
これと同じようなイメージで人差し指をそっと猫の鼻に近づけて
ニオイを嗅がせてみましょう。

これはキャットスキャンと言って、ニオイを覚えてもらうことで
猫を安心させる方法です。

これがうまくいったら、あごや顔の横をそっとさわってみます。
このようにして少しずつ安心・安全な存在だと
猫にわかってもらえるようにしていくのです。

手でご飯をあげてみる

少しくらいならさわることもできるようになってきたら、
いよいよとっておきの作戦です。

手でご飯をあげてみる。
これです!

普段食べているカリカリを1粒
ウェットフードを人差し指に少しだけ塗って・・・

さっき説明したキャットスキャンの要領で、そっと猫の鼻に近づけてみます。
もし猫が食べてくれたら、だいぶ心を開いてくれたと思って間違いありません^^

猫は嬉しいと思ったことは学習する動物ですから、
手でご飯をあげることを継続すれば、お互いの距離はどんどん縮まることでしょう。

クロの話

もう亡くなってしまったのですが、以前「クロ」というメス猫を飼っていました。
他の猫と同じように元野良猫です。

クロはとっても警戒心が強くて人見知りな猫でした。
僕が近づくとすぐに逃げてしまって、いつも遠くからこちらをうかがっています。
タンスの上の高いところがお気に入りで、いつもそこにいました。

段階を踏んで徐々に心を開いてくれるようになり
少しだけならさわらせてくれるようになったきた、そんなある日・・・
好きだったマヨネーズを人差し指に塗って、そっとクロの鼻に近づけてみました。

ペロッと舐めてくれた、その時からクロとの距離はグッと縮まった気がします。

結局最後まで抱っこはさせてくれなかったのですが、
それでも程よい距離感で親近感を示してくれる、とても可愛らしい猫でした。

今でもタンスの上を見ては、時々クロのことを思い出しています^^

あとがき

今回は新しく猫を迎えた場合の「仲良くなる方法」をお伝えしました。
まずは空気のような存在を心がけて、段階を踏んで少しずつが基本です。

自分が猫に好意を持っていることを伝えようとするのではなく、
自分が猫にとって安心・安全な存在であることを伝える方が大切ですね。

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