猫にトイレ覚えさせるコツを伝授!決して難しくはありません!

猫にトイレを覚えさせるコツ 猫がトイレでしない!そうならないために

仕事から疲れて帰ってきたら布団の上にウンチがしてあった。
「勘弁してくれよぉ」と、さらにドッと疲れることでしょう。

猫が上手にトイレを使ってくれるかどうかは、
猫と飼い主が良い関係を築いていくためにも大事な要素になります。

今回は僕がいつも実践している、猫にトイレを覚えさせるコツをお伝えします。

猫にトイレを覚えさせるコツとは?

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快適なトイレを快適な場所にセッティングしてあげる

猫にトイレを覚えさせることは、僕の経験上それほど難しくはありません。

猫にトイレを覚えさせるには
「ここがトイレだよ」と繰り返し教えこむというより
快適なトイレを快適な場所にセッティングしてあげることが一番のコツです。

あまり良くない例えですが、猫を自由に外に出す飼い方をしている場合、
ご近所との揉め事で一番多いのは糞尿被害のトラブルです。

「オタクの猫が毎日うちの花壇にウンチをしてしまって困っている!」
こういうトラブルの話をよく聞きますよね?

これはまさにご近所の花壇を快適なトイレだと猫が認識したために、
毎日決まってそこで用を足す癖がついてしまった例です。

この「ご近所の花壇」の快適さを、家の中で再現してあげるイメージです。
快適なトイレを快適な場所にセッティングしてあげる・・・

ではどうすれば良いのでしょうか?

快適なトイレ=清潔なトイレ

猫にとって快適なトイレとは、清潔なトイレということです。
猫はとてもキレイ好きで、汚れたトイレは使いたがりません。
特にトイレの中に排せつ物が残っていると嫌がります。

ですから、トイレを掃除するときは
オシッコで変色したり固まったりした部分の砂や、排泄されたウンコを
できるだけ速やかに取り除いてあげる、という意識が大切です。

その上で週に1回くらいは、トイレ自体を丸洗いしたり、
砂を全交換したりして、できるだけキレイに保ってあげましょう。

猫にとって快適なトイレの置き場所とは?

猫にとって快適なトイレの置き場所は、人間の好みとだいたい同じです。

人の出入りでバタバタしない落ち着いて用が足せる場所
人の動線から外れていて、猫の食事場所からも離れている場所が良いです。

猫はトイレを使うときは、神妙な顔をして用を足します。
この時に、大きな音をたてたり、いきなり近寄ったり、
呼びかけたりして猫をびっくりさせてはいけません。

トイレに入っている時に驚かされると、それがトラウマになってしまい
猫は安心してトイレが使えなくなってしまいます。
その結果、他のところでの粗相の原因になることがあります。

ただし飼い主が用を足している最中の猫の様子を見てあげることは、
病気の早期発見のためにとても重要です。

排泄しようとしているときに痛そうにしていないか、苦しそうにしていないか
トイレでの猫の様子を遠目で確認できる場所に置きましょう。

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トイレに入ったのに何も出なかったという状態が、猫にとって最大の危険信号です。

猫にトイレを覚えさせる具体的な方法

快適なトイレを快適な場所にセッティングしてあげた上で、
猫にトイレを覚えさせる具体的な方法は次の通りです。

ニオイでトイレを覚えさせる

猫をトイレの中に入れたら、前足で砂をかかせてニオイを嗅がせます
これを数回繰り返せば、だいたいの猫は「ここがトイレだ」と覚えてくれるはずです。

以前、別のトイレを使っていた猫の場合は、
自分の排泄物のニオイがついた砂や新聞紙などを
新しいトイレに入れてあげると覚えやすくなります。

トイレサインを見逃さない

  • 床の匂いをクンクンかぐ
  • キョロキョロしながらウロウロする
  • お尻をムズムズさせる
  • 床を引っかく動作をする

猫がこのようなトイレサインを発したら、その瞬間に準備しておいたトイレに向かって誘導します。

飼い主があせって慌てたりすると、猫もビックリしてしなくなってしまうので、
落ち着いて手際よく運んであげましょう。

おおげさに褒めてあげる

うまくトイレで用を足せれば、
「ヨシヨシ!偉い偉い!これからは、ここがおまえのトイレなんだよ」と
優しくおおげさに褒めてあげます。
そしてご褒美に、好物のおやつをあげればさらに効果的です。

「ここで用を足せば褒めてもらえたし、良いことがあった!」と
猫の記憶に残れば次からもトイレでしてくれるようになります。
猫の学習能力を利用するわけですね。これでまず覚えてくれます。

先住猫がいる場合

猫には、他の猫がやっていることを見て、それを真似して自分のものにする
模倣学習能力があります。

ですから先住猫がいる場合は、その先住猫がトイレを使う姿をあらかじめ見せておくと、
トイレのしつけがスムーズに進む可能性が高くなります。

 

トイレでしない原因

猫がトイレで用を足してくれない原因は、「汚れ」以外にもいろいろあります。

例えば多頭飼いの場合、トイレの数は「頭数+1」が理想と言われています。
他の猫が使ったトイレを使いたがらない、あるいは遠慮して使えない場合があるからです。

他にも、大きさや高さ(またぎやすさ)、置き場所、砂の種類などもチェックポイントです。
小さいトイレよりも大きめのトイレを好む猫の方が多いということは知っておきましょう。

もう一つ飼い主が頭にいれておかなくてはいけないのが、病気の可能性です。
膀胱炎などの泌尿器系のトラブルでトイレが間に合わない、といった場合は深刻です。
一刻も早く動物病院で診てもらわないと、猫の命にかかわってしまいます。

最後に

猫が思うようにトイレを使ってくれないときに、
飼い主が絶対やってはいけないことは、猫をきつく叱ることです。

猫は「排泄したこと」自体を叱られたと思ってしまい
排泄を我慢したり、飼い主に見られない場所で隠れてしたりする場合もあります。

排泄の我慢は体調不良に繋がってしまいますし、
何よりきつく叱ると猫が飼い主を怖がってしまいます。

言葉を話せない猫をきつく叱って怖がらせる。
そんなかわいそうなこと、してはいけませんよね(^^)

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