猫のスリスリの意味は信頼感の表れ!飼い主にニオイをつけて安心ゲット♪

猫のスリスリの意味は? 猫の気持ちがわかるようになるために

外出先から帰宅したとき、猫が迎えてくれて執拗に足にスリスリしてくることがありますよね?

猫のスリスリの意味は、一言でいえば信頼感の表れです。
自分のニオイを飼い主につけて安心しているんですね。

今回はとっても可愛い猫のスリスリについて詳しく見ていきましょう。

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信頼感、大好きという気持ちの表れ

猫のスリスリの意味は?
猫のスリスリの意味として、一番大きいのは「飼い主を信頼している。大好き!」という気持ちの表れです。

元来猫は物凄く警戒心が強い動物です。
例えば外で野良猫を見かけたときのことを思い出してみてください。

こちらがどんなに猫好きな人間でも、野良猫は自分からは近づいてきませんよね?
絶対に捕まることのない距離を保って、ジーッとこちらを観察しています。

少しでも近づこうものなら、サッと遠くへ逃げていってしまう。
これが普通の猫の姿です。

そんな警戒心の塊のような猫が、自分から近づいてきて体をスリスリこすりつけてくる・・・
これは相手への信頼感がないと絶対に見せない行動です。

「おかえり!寂しかったよぉ」とか「大好きだよ!」とか「構ってほしい」とか・・・
飼い主にスリスリすることによって、気持ちをさりげなく伝えてくれているのです。

猫の気持ちに応えるためにもスリスリしてきたときには、抱っこしてあげたり、たくさんなでてあげたりしてあげてくださいね。

ただし、ひとしきり可愛がってあげると、猫は飽きたかのようにプイっと離れていってしまうこともあります。
そんなときもガッカリしてはいけません。

猫は「構って欲しいモード」と「放っておいて欲しいモード」を悪気なく繰り返す動物なのです。

マーキング

猫のスリスリの意味は?
猫のスリスリは、いわゆるマーキングと呼ばれる本能的な習性の一つです。

猫の体にはニオイを分泌する臭腺がいくつもあります。
おでこ、耳の後ろ、あごの下、しっぽの付け根・・・
体のいろんな場所に臭腺を持っているのです。

臭腺から出る自分のニオイをつける、すなわちマーキングすることによって「ここは自分の縄張りだ」とか「これは自分の所有物だ」とアピールします。
そうすることで猫は精神的な安心感を得ているのです。

飼い主にスリスリするのも自分のニオイをつけて安心するためです。
帰宅した飼い主に執拗にスリスリするのは、外でたくさんのいろいろなニオイをつけて帰ってきた飼い主に対して自分のニオイをつけなおしているのです。

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ムズがゆいところをこすりつける

猫のスリスリの意味は?
臭腺があるおでこや耳の後ろ、あごの下、しっぽの付け根といった場所は、基本的にムズがゆいんでしょうね^^
リラックスするとムズがゆさを思い出して、ついかきたくなってしまう・・・
それでついスリスリしてしまうのです。

こすりつけるのはタンスの角や椅子の足、そして人間の体です。
猫が人間の体にスリスリするのは、人間にとってはまるで「孫の手」がわりにされているようなものですが、猫が安心してリラックスしている証拠ですから、快くスリスリさせてあげてくださいね!

おねだり、要求

猫のスリスリの意味は?
猫のスリスリは基本的には純粋に飼い主への信頼感や親近感の表れなのですが・・・

猫がスリスリしてきたときに、飼い主が「お腹がすいたのかな?」と思ってごはんをあげたり、「あっちへ行きたいのかな?」と思ってドアを開けたりといったことが続くと、猫はそれを期待してスリスリするようになります。

猫はとても学習能力が高い動物なので、スリスリするという行為にちゃっかり「おねだり」や「要求」を忍ばせてくることもあるのです。

こういうところがまた「コイツぅぅ♪」みたいに飼い主にとってはたまらなく可愛く感じてしまうところでもあります^^

最後に

猫のスリスリの意味は?
臭腺があるおでこや耳の後ろ、あごの下、しっぽの付け根はムズがゆい、だからスリスリしてくる・・・
ということは、これらの部分を集中的になでてあげれば猫は凄く気持ちが良いということになります。

実際、うちの猫たちも臭腺がある場所を意識してなでてあげると、うっとりと目を細めて満ち足りた表情を見せてくれます^^

猫にとっても、飼い主に何度も何度もニオイづけをしているようなものですので、さらに安心感が増して、まさに良いことづくめです。

猫を撫でてあげるときはスリスリしてくる臭腺を集中的に。
この方法はとてもオススメですよ!

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